置き引き被害 2010.02.18

いつものように昼休みのウォーキングの時の話、『明日から列車でドイツに出張に行くんだ、明後日の帰りはアムステルダム駅に深夜に着くんだけど、まだバスとかあるかな?』 と僕、ベルナデットさん『えっ? 深夜にA'dam?危ないわよ。深夜のA'damや列車の中は悪い人がたくさんいて、危険だわ。あなたは目立つ顔してるんだから、すぐに餌食になるわよ』 と約30分間延々といろんな事例を挙げて忠告してくれました。

確かに深夜のA'damで、身ぐるみを剥がされた話しは何度も聞きます。そしてその夕方いやな予感がしながらも、キャスター付きの旅行かばんを持って出張に出かけました。A'damの駅から国際特急ICEに乗って、先ずはデュッセルドルフまで約2時間の旅、そこからは次の日の早朝、ドイツ駐在日本の人と車で、約300km先のドイツ南西部までの遠出です。なので今回は途中までは疲れの少ない列車を利用したのですが…。

ICEは日本で言う新幹線のような列車です。かばんを頭の上の棚に載せて、ビールを飲みながら寛いでいました。周りには沢山の人達が座っています。暫くして駅員が切符の確認に来ると、周りにいた5~6人の人達は席の予約をしていないらしく、渋々荷物を持って他の車両に移動していきます。なんだか車内は立ったり座ったりの人が多く、ざわざわしている感じです。1時間ほど本を読んだり、うとうとしたりしていると、4人の私服の警官がやってきて周りの人にパスポートの提示を求めています。何かあったようです。

ドイツやオランダで今までパスポートなど見せたことがありません。そして、僕も網棚の上に置いたコートの中にある、パスポートを取ろうとしたら、『あっ、荷物が無い!』 何と僕の頭上の網棚の荷物が消えていました。始めは誰かが別の場所に移したのかな?などと考えましたが、どうしても見つかりません。ガーン!信じたくありませんが、置き引きにあってしまったようです。一応、車内の中を一通り探しましたが見つかりません。私服の警察官も途中で降りちゃったのか、彼らが犯人なのか見当たらないし…

仕方なく車掌さんに言うと、『パスポートは?パソコンは?』 『大丈夫です』 『他にもパソコン狙いでカバンを盗まれた人がいて、困ったもんだ… お気の毒様』 自己責任の世界なので対応はこんな感じです。幸いな事に、パスポートや財布、小型カメラなどを入れていたコートは無事でした。ベルナデットさんに脅かされていたので、パソコンや高価なものは家に置いてきましたが、スーツにネクタイ、着替え、メガネ、アジェンダ、電子辞書、MP4… それとカバン!結構被害デカイです。ベルナデットさんの顔が浮かんできてガックリ。

デュッセルドルフでは日本人の同僚が迎えに来てくれて、みんなで直ぐに飲んだので気分的に落ち込む事はありませんでしたが、下着を買って次の日の訪問先へは私服で行く始末。ドイツ人はよくある事だと笑っているので、まあ逆に救われます。駅員の人が言っていましたが、A'damからユトレヒト間での、集団による犯罪なようです。いずれにしても、次は対策をして気をつけなければいけない事と、また一つ話の種ができましたよ。

写真右上に見えるのが在りし日の僕のカバンです。ユトレヒト手前ではあったんだよなー
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by samu222_arphard | 2010-02-26 05:26 | オランダの生活
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