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ヨーロッパ乗り換え便のリスク 2009.06.29

先日、アムステルダムの空港にお客さんを迎えに行った時の話。その方の乗った飛行機は、ローマ経由でA'damの空港に定刻通りに到着しました。到着のゲートで待ち合わせをしていたので、荷物を受取って出てくるまで、普通は30~40分位は掛かります。

その内、イタリア人が次々に出てくるので、もう直ぐだと思っていましたが中々出てきません。こんな事は初めてです。待つこと1時間半、ようやく待ち人は出てきましたが、結局はスーツケースが待てど暮らせど受取れないトラブルに遭っていて、慣れない国で一人対応に追われていたようです。感動の再会になる筈が、疲れ果てて出てきました。
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実は、この乗り便で荷物を受取れないトラブルはよくある話で、去年イタリアのローマ経由で他の都市に行った時も、同行の人達の荷物が出てこなかったし、フランス出張の時も、やはりイギリスから来た人達が同じ目に遭っていました。要は乗り換え先で、荷物を次の飛行機に乗せる事が出来なかったと言う事のようです。やる気の問題だと思いますが…

結果、彼の荷物は次の日に、滞在先のホテルに届けられましたが(航空会社からの謝罪も無く)、本当に困ったものです。今回は必要なものを買ったり、私のものを使ってもらったりしましたが、それでも不自由だったろうし、最後まで荷物が見つからないかも?という精神的負担も少なくないでしょう。もし折角の旅行なら、台無しになるところです。

ヨーロッパでは小さな街へ飛行機で行く時は、乗り換えが必要になる事も多く、今後もこの手のリスクは我々にも付きまといます。航空会社の対応や、そこで働くヨーロッパの人(特に南の方)の性格からしても、間に合わなきゃしょうがない的な感じは否めません。

海外生活の鉄則、『自分の身は自分で守る』 という事を考えれば、家族旅行でヨーロッパ各地へ飛行機で出かける場合、預けた荷物がロストしてしまった時の事を考え、必要最小限のものは機内持ち込みの手荷物で持っていくなど、対策を施す必要がありそうです。
by samu222_arphard | 2009-06-30 03:05 | オランダの生活

ハーレム 2009.06.26

天気の良い日にハーレムの街に来ました。ハーレムは我々の住んでいるノールド・ホランド州の州都です。家からは北西に26km、約25分のドライブです。写真のバフォ教会は、80メートルの高さで、15世紀に建てられたゴシック建築の荘厳な教会です。
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オランダの古い町並みは、どこも教会を中心にして広場があり、それを取り囲むレンガ作りの建物、その広場にはカフェや、曜日によりマーケットが開かれます。このハーレムのマーケットは土曜日に開かれるので、よく来ますが今日はやっていません。
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天気が良くて暖かかったので、カフェに座って街や人を眺めていると、市役所では結婚式を終えた人達が記念撮影をしています。オランダでは一般的に市役所で結婚式が行われ、その後レストランなどで親戚や友達などを招き、パーティーを行うようです。
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マルクト広場から少し歩くと、運河につきあたります。そこには典型的な切妻屋根の建物と、跳ね橋を見る事が出来ます。丁度ヨットが通るので、跳ね橋が開いたところです。
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運河沿いでイスに座って絵を描いている人がいました。ヨーロッパのこの時期の天気が良い日は、ただ座っておしゃべりをしたり、本を読んだりするのが贅沢な過ごし方。
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いつもは買い物で立ち寄るだけだったけど、今日は違った角度からゆっくりとハーレムの街を眺めてみましたが、まだまだ見所がたくさんありそうです。
by samu222_arphard | 2009-06-28 13:57 | オランダの街

一年で一番昼間が長い日 2009.06.22

今日は夏至なので、一年で一番昼間が長い日です。この写真はPM10:30のものですが、11時頃ようやく真っ暗になります。この時期、明るい時間に寝て、明るい時間に起きると言う事が当分続きます。娘は西日が当った部屋で、カーテンを閉めて寝ています。

これはこれで貴重な体験なのですが、この夏至、日本にいる時は意識はしませんでしたが、いよいよこの日が来たかという感じです。と言うのも、この日を境に 『日が短くなる』 = 『暗く寒くなる』 = 『気分も暗くなる』 という三段論法が始ってしまうからです。

少し飛躍しすぎですが、僕の夏至に対する感覚は毎年そうなので、オランダのいい時期は夏至までの間だと思っています。もちろんこれから夏になって暑くなり?、明るい状態が当分続きますが、貴重な明るくて暖かい期間を、できるだけ楽しみたいと思います。
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by samu222_arphard | 2009-06-26 19:18 | オランダの生活

夕食後の散歩コース A 2009.06.19

この時期は日が長いので、週に1~2回は夕食の後、約40分程度のウォーキングに出かけています。日本にいた時に比べて車通勤で運動不足の上、夜の飲み会もありません。夕食を夜10時に食べていた時には、考えられない程、健康的に暮らしています。

夜7:30に家を出ました。5分毎に撮影してみますので、一緒に散歩を楽しみましょう。
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5分後、平らな地形のオランダでは、視界のほとんどが空ですが、雲が綺麗です。
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10分後、自動車道に自転車道、歩道にそして馬の道もありますよ。時々は落し物も…
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15分で森林公園に入ります。ここにはキャンプ場があり、ドイツ、フランスからも来ています。奥にはバッファローが放し飼い、池ではカヌーを楽しんでいる人も見えます。
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20分で折り返し地点。パンの切れ端を持って来れば、白鳥や鴨に餌付けできます。
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家から25分、ミュージアムトラム(レトロな路面電車)の線路です。水曜日と日曜日だけ観光用に運行するのですが、今日は線路の真ん中を歩いても安全です。
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30分、交差点で信号待ち。よく見れば黄色い花が綺麗に咲いています。広告にはボルボが4,400ユーロと書いているので、日本円で約600万円。オランダは車が高い!
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35分経過、広場にはサッカーゴールがあり、普通は子供達が遊んでいるんだけど…
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夜、8:10帰宅。日が長いこの時期ならではの食後のウォーキングでした。
by samu222_arphard | 2009-06-25 13:00 | オランダの生活

アスパラガス・ディナー 2009.06.13

今日は英語の先生夫妻が、元生徒の I さん家族と我々の家族をディナーに招待してくれました。昨日は英語の授業があったのですが、その時からご主人のヤンさんは庭の手入れで大忙し。明日のためにベストを尽くすと、庭の手入れにも気合が入っていました。
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当日は天気も良く、外でのパーティー日和です。夕方5時くらいから先生の作ってくれた、オードブルから始まり、農家から直接買ってきた新鮮なホワイトアスパラガス、各種デザートなどのフルコースを、おしゃべりしながらお腹一杯になるまで馳走になりました。
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ヤンさんも10人分のアスパラガスの皮むきが、大変だったようです。食べたり飲んだりしゃべったりするのに夢中で、美味しい料理の写真を撮るのを忘れてしまいました。広い庭で子供達も走り回ったり、芝生に寝っころがったりして喜んでいました。
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週末なので明日の時間を気にする事無く、遅くまで話し込んでしまい、家に帰ったのは12時を回っていました。お陰さまで美味しく楽しい時を過ごさせてもらいました。
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by samu222_arphard | 2009-06-20 18:37 | オランダの生活

オランダ人とドイツ人の口げんか 2009.06.18

昼休みのウォーキングの時に、オランダ人の同僚から聞いた面白い話を…

先日その同僚がトルコに旅行に行った時、ホテルのコートでテニスをしていたら、ドイツ人の旅行者が3人やってきて、ドイツ語で 『このコートは我々が予約してあるはずだから、出て行ってくれ』 と言う事になったらしい。彼女達ももちろんドイツ語が判るので、 『我々もフロントで正式に予約したので、問題ないはずだ』 とドイツ語で返したそうです。

当然ヨーロッパ人の場合、自分達の意見を強烈にす主張するので、結果すったもんだの大騒ぎになり、途中まではドイツ人がドイツ語で優位に議論を進めていたらしい。そこで彼女は機転を利かせ、『私達はあなたの母国語のドイツ語で議論しているけど、私はオランダ人、フェアーじゃないからお互いの母国語じゃない英語で議論しましょう!』

そのドイツ人も仕方なく承諾し、最終的には彼女達が英語での議論で、とっちめちゃったというお話です。結果、ダブルブッキングでホテル側のミスだったようですが、英語での勝負を承諾してしまうドイツ人も面白いし、オランダ人が如何に外国語や、こういった駆け引きに長けているかというエピソードです。オランダ人と一緒に仕事してる僕も大変でしょ?
by samu222_arphard | 2009-06-19 05:16 | オランダの人

フォーレンダム 2009.06.07

先日フォーレンダムの街に出かけてきました。家からは北へ約40km、40分のドライブです。ここはアイセル湖に面した港町で、昔からの伝統的な衣装を着た、女性の姿 (お土産物屋さんだけで?) が見られる場所としても知られ、観光地として賑わっています。
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小さな街ですが港に沿った通りには、お土産物屋さんやレストランなどが並んでいます。
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シーフードの屋台やレストランがありますが、このアイセル湖は大堤防が出来て以来、淡水化しているので、海魚はいない筈。魚は他の港から持ってきていると思います。
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日本の家もヨットハーバーが近くにあり、散歩にいつも通っていたので懐かしい雰囲気。
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今日フォーレンダムに来た目的は、来春卒業する6年生の子供達が集まり、オランダの伝統的な衣装を着て、記念写真を撮ると言う、とても粋な企画のためです。
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子供達が写真館に入っている間、暇なので街を散策。この帽子が伝統的なやつですが…
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これから結婚式のパーティーにでるのでしょうか?ドレスを着た女の子達が、嬉しそうに遊んでいましたが… オイオイ、すそが汚れちゃってるよ!お母さんに怒られないの?
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フォーレンダムは、のどかな雰囲気を残す港町でした。娘達もみんなで良い写真が撮れた様で、きっと良い卒業の思い出になる事でしょう。
by samu222_arphard | 2009-06-17 12:52 | オランダの街

フェルメールの絵画 2009.06.14

先日、フェルメールの絵を見に、A'damの国立美術館に行きました。通常は 『牛乳を注ぐ女』 や 『小路』 など4枚の彼の作品が常時展示していますが、6/1までの3ヶ月間、ワシントンのナショナルギャラリーから『天秤を持つ女』が貸し出されて来ていました。

アムステルダムの国立博物館
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我が家ではフェルメールの絵を見る事が、ちょっとしたブームです。最近ではロンドンやウィーンなどに行った目的の一つはフェルメールの絵を見ることでした。何故フェルメールが好きなのかは、絵の美しさやオランダ出身の画家で、ひいきな事はもちろんあります。

デルフト フェルメール会館の 『天秤を持つ女』 のコピー
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またヨーロッパの美術館に行くと、ルーベンス、ラファエロなどに代表されるような宗教画が多く、あまり好きではないのですが、フェルメールは人が手紙を読んでいたり、楽器を弾いていたりと、ごく素朴な題材であまり深く考えずに楽しめる事なども理由です。

ゴッホも宗教画ではなく、オランダ出身の好きな画家の一人ですが、フェルメールは、43歳で亡くなるまでの生涯の作品が37枚(その他の説もありますが)と少なく、希少価値がある事がさらに彼の絵を追っかける事に拍車を掛けています。スタンプラリーのように…

日本から彼に関する本を取り寄せたり、デルフトのフェルメール会館にも行って調べましたが、17世紀の画家にしては彼の肖像画や自画像が無いんですね。ウィーンにあるる『絵画芸術』に描かれている後ろ姿が、そうではないかとも言われていますが…

フェルメールが生涯を過ごした、デルフトの街のマルクト広場
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今の所37枚中13枚の絵を見ましたが、その他の絵はニューヨーク8枚、ワシントン4枚、ロンドン2枚、ベルリン2枚、ドレスデン2枚、アイルランド1枚、スコットランド1枚、その他ドイツ2枚、個人2枚です。アメリカはちょっと無理そうなので、これらの制覇は娘達に将来託すとして、次の予定はドイツのベルリンやドレスデンを攻める事でしょうか。

日本に帰国した後でも、特別展で貸し出されてくる事もあるでしょうし、チャンスが無いとは言えません。フェルメールの絵を制覇する事は、生涯の楽しみにしたいと思っています。
by samu222_arphard | 2009-06-14 20:27 | オランダの生活

快眠方法を発見 2009.06.11

最近効果的な快眠方法を見つけたので紹介します。自分的には大発見です。私の睡眠はどちらかと言うと寝つきが良いのですが、夜中に目が覚めてしまい、仕事の事などを考え始めて眠れなくなるタイプでした。もちろんいい考えが浮かぶこともあるので悪いことばかりでは無いのですが、毎日往復150km車で通勤しているので睡眠不足は大敵です。

そこで夜中に目が覚めると、考え事をなるべく止めるようにMP-4に入っている音楽などを聞いて気を紛らわせていたのですが、むしろ考えることに集中力が増してしまったりする事も。英語のニュースや物語を聞くのは悪くないのですが、意味が判らない所が気になったりして、逆に目が冴えてしまい、これもあまり上手くはありませんでした。

しかし帰国したときに録音してきた1枚の 『古典落語』 のCDが、再眠に実にいい事がわかりました。夜中目が覚めてもこれを聞くとすぐにまた眠れてしまうんです。日本にいた時は落語など殆ど聞いたことが無かったのですが、日本のものが聞きたかったので、偶然借りて録音してきたのですが、思いもよらない効果がありました。

三遊亭園生の『がまの油』や、三遊亭金馬の 『目黒のさんま』、三笑亭可楽の『三方一両損』 など面白いのですが、一度も最後まで通して聞いた事はありません。 多分聞き始めると10分位で寝てしまっているので、最近は寝不足も解消しています。

やはり日中は多くが英語やオランダ語を聞く生活なので、聞きなれた日本語や、噺家の上手な話の抑揚が気分的にも脳にも、良い効果を与えてるのかも知れません。それ以上に昔の噺家は本当に話し方が上手いと思うし、日本語は美しく趣があるなとも改めて感じます。日本に帰ったら寄席にも行ってみたくなりました。でもすぐ寝ちゃうかな(笑)。
by samu222_arphard | 2009-06-12 05:26 | オランダの生活

佐渡ヶ獄部屋 相撲公演 2009.06.06

運動会が終わった後、A'damのハイネケン・ミュージックホールに、佐渡ヶ獄部屋の相撲公演を見に行きました。開演は夜7時からですが、少し早めに会場近くに行ってみると…

アヤックススタジアムの前で琴欧州に遭遇、2m以上の大きな力士ですが、オランダ人に慣れているので大きく感じません。目の前で琴欧州!と声を掛けましたが完全に無視… 嫌なヤツ(笑)。お相撲さんを見てビックリしている、オランダの子供の姿が印象的でした。
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日蘭通商400年の記念行事、両国の国歌斉唱の後、親方の挨拶から公演は始りました。
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場内は暗く、サイドにあるバーでアルコールOK,相撲と言うよりはプロレス観戦のよう。
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オランダの人達に相撲を理解してもらうため、英語でも相撲の紹介をしていました。これは琴欧州がモデルになっての髪結いの実演。厳かな雰囲気、私も初めて見ました。
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お相撲さんvs子供達、日本人学校の子供達が参加していました。良い記念になるよねー。お相撲さんも役者だし、これにはオランダ人の観客も喜んでいました。
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太鼓の演奏、相撲の禁じ手を面白く紹介する 『初っ切り』 の後、化粧回しをつけたお相撲さんの入場、トーナメントの始まりです。化粧廻しに大銀杏、最大の見せ場です!
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最初はチンタラ見えた取り組みも、終盤に近づくにつれ、だんだん熱を帯びてきました。観客もアルコールが入ってきて、応援にも熱が入ります。最後は琴光喜が琴欧州をうっちゃり、接戦を制して優勝しました。琴光喜エライ!優勝商品はデカイ木靴にチーズ…
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席は西の控え近くで、お相撲さんと一緒にたくさん写真撮っちゃいました。琴光喜や琴奨菊は多くの人からの写真撮影にも丁寧に応じ、一生懸命相撲界のイメージ回復を図っているようにも見えました。一方琴欧州は、最後まで写真撮られるのを嫌がっていました。
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相撲界の事を考えてサービスする日本人力士と、勝負のみに徹する西洋の力士にも見えます。んーん、何か会社の事も考えて仕事する日本人と、個人のスキルアップが重点のオランダ人。琴光喜、判るよあんたのその苦労。今の相撲界が少し見えてきたぞ!
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早々と負けてしまった三段目の琴健勢、暇そうだったので声を掛けると、普段の稽古や食事の事、時差ぼけで困ってる事など、色々な話をしてくれました。まだ18歳ですが人懐っこく礼儀正しい、好感が持てる力士です。娘達もこれから応援すると約束していました。
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オランダでも衛星放送で相撲を見る事が出来るので、今後は応援する楽しみが出来ました。相撲界の事は色々ニュースで読みますが、お相撲さんの純粋な笑顔や、取り組み前の真剣な顔を見ると、単純に応援したくなりました。とても楽しい思い出に残る1日でした。
by samu222_arphard | 2009-06-09 05:03 | オランダの生活