カテゴリ:オランダの街( 64 )

デルフト 2010.03.02

オランダを去る日が近づいてきて、最後にまた訪れてみたかった場所の一つがデルフトです。ここはオランダに来た次の日に同僚に連れてきてもらい、『ヨーロッパの街は何と素晴らしいのだろう』 と初めて実感した街です。フェルメールやデルフト焼き等で有名です。
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今日は一人で来たのでのんびり。天気が良いので新教会に上ってみる事にしました。高さ108m、379段の狭い階段をひたすら上ると、絶景も去ることながら足がすくむような狭いスペースに背の低い柵。日本では考えられない安全対策に驚いたものでした。
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まだ上まで展望台が続きますが、おっかないので途中までにしておきました。上を見上げると青空と相まって大きな時計が綺麗ですが異様にデカイ。
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カリヨンの音を聞きながら、上から見下ろすデルフトの街並みは綺麗で新鮮です。マルクト広場の市庁舎と旧教会が小さく見えます。家の屋根のオレンジ色が印象的。
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一番上の展望台まで行かなかった事に少し後悔しながらも、いつものカフェでいつものビール。ここに座って広場や教会を眺めていると本当に心が落ち着きます。
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たぶんデルフトを訪れるのは最後となるので、しっかりと街を見ておきました。
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次にフェルメールの墓がある旧教会へと向かいました。
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実は旧教会に入るのは今回が初めてです。入り口で受付のおじさんと雑談になり、月末に日本に帰ることを話すと、残念そうに『オランダは好きだったか?家族もか?』と言われ勿論だと答えると、親切にも教会の中を案内してくれました。
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そしてこれがフェルメールの墓… では無くて彼を称える石碑だそうで、本当の墓は名も無い小さなものでした。彼の絵を求めて色々な場所に行きましたが、初めて原点の地を訪れて何かホッとしたような気持ちになりました。
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今日は天気が良くて本当に爽やかな陽気です。デルフト焼きとフェルメールの街デルフトに、またいつか戻って来たいと思っています。
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by samu222_arphard | 2010-03-18 05:20 | オランダの街

日本からのお客さん 2010.02.11

我が家に身内以外で初めて、日本からお客さんが遊びに来てくれました。ベルギーのブリュッセルから家の近くのスキポール空港まで列車で来る予定でしたが、雪の影響で途中のローゼンダールと言う、ベルギー国境の街までしか列車が行かないとの連絡が来ました。ネットで調べると前後の列車は運休するようです。困った事になったぞ…

そこで急遽カミサンと130kmの距離を車で迎えに行き、2時間近く後に何とかローゼンダールに辿り着き、ようやく無事に出会うことが出来ました(ホッ)。
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その後、凍える寒さの世界遺産キンデルダイクの風車群
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ユトレヒト観光、夜は賑やかに楽しい酒を一緒に飲み、次の日はカミサンと上のお姉ちゃんも一緒にアムステルダム観光に行き、その後無事に日本へと旅立っていきました。家族以外の人と、直接日本語で話す事はあまり無いので、たくさん話しましたよ。
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そして観光の中の一つで、古都ユトレヒトに行きました。目的はコレ… ユトレヒトはミッフィーの生みの親、ブルーナさんの出身地で、色々な関連グッズや名所があります。
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世界でココだけしかない、ミッフィーの信号機。初めて点灯しているところを見ました!
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ミッフィーの像、とてもシンプルで何の変哲も無い像ですが、写真を撮っていると、地元の人が嬉しそうに 『世界で一番の有名人だよ!』 と声を掛けて通っていきます。
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オランダでミッフィーはナインチェと呼びます。プレインは広場と言う意味ですが、それにもチェが付いてナインチェプレインチェ、『ミッフィーちゃんのちっちゃい広場』って意味。
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ブルーナさんが大好きなクッキーを売るお店。写真の様なチョコレートやミッフィーの絵が焼かれたバタークッキーなどがあります。クッキーは意外と美味しかったですよ。
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ブルーナさんの作品を使用した切手を販売する店。
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まだ他に、ブルーナさんの作品を展示するブルーナハウス、彼が立ち寄る喫茶店などもあるようです。何度もユトレヒトには来ていますが、今回はミッフィーの観光スポットを見る良い機会になりました。日本の方と観光して、我々も一緒に楽しむ事が出来ました。
by samu222_arphard | 2010-02-17 00:40 | オランダの街

フリースランド 下 2010.01.30

ここはフリースランド洲の州都、レーワールデンです。この街は第一次世界大戦中に踊り子として名を馳せ、ドイツへのスパイ容疑で処刑されたマタハリの出身地でもあります。彼女の顔を書いた建物の壁がありました。落書きか芸術か… 
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オランダと言えども、ここまで北に来ると街の雰囲気が少し違います。ここには少数民族のフリージアンが大勢住んでいて、道路標識もオランダ語とフリースランド語の両方で書かれています。言語、文化ともデンマークの影響を強く受けているそうです。
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お昼になったので、洒落たカフェに入りました。何かフリースランドらしい食べ物はあるのか聞いてみましたが、特にここでは無いようなので普通のランチを注文。パンの上に生ハムが乗り、その上にサラダがてんこ盛り、ナイフとフォークで頂きます。
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腹ごしらえをした後は、アイセル湖畔にあるヒンデローペンと言う小さな街に移動。凍った運河に積もった雪を掃除しています。ここはスケートが盛んな場所です。
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この街は何度か来ています。普段オレンジ色の町並みは雪と氷で覆われて真っ白です。
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この街は手書きの絵付けの家具でも有名で、テーブルやイスに描かれた繊細な模様に魅せられてしまいました。ここは有名な5人の絵付け人の一人、ボーツマさんの工房です。この色柄のチェストや小物類をコツコトと集めています。
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ボーツマさんに、『オランダを紹介する日本の雑誌に記事と写真が出ていたよ』と教えてあげると、満更でもない様子でした。現在は息子さんが後を継いで修行中との事でした。
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ボーツマさんの工房に併設されているカフェは、ヒンデローペンの絵付けのテーブルやイスなどが使われていて、雰囲気は最高、ついつい寛いでゆっくりしてしまいました。
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フリースランドの日帰り旅行でしたが寒い中にも晴れ間がさし、氷や雪で覆われた綺麗な景色を楽しむことができました。
by samu222_arphard | 2010-02-07 18:48 | オランダの街

フリースランド 上 2010.01.30

冬のフリースランドに行ってきました。日本では馴染みが無いと思いますが、フリジア語を話す人達がいて、北欧の雰囲気が漂う… というと何処の国でしょう?実はここはオランダなのです。オランダ北部にある世界最大の堤防 『締め切り大堤防』 を渡ると、そこがフリースランド州です。州の面積はオランダ一番で、さらに牧歌的な雰囲気が味わえます。

家を出るときは、雪が凄く降っていて、車は雪と氷で真っ白でしたが、大堤防に着く頃には天気が良くなって来ました。大堤防までは家から約1時間のドライブです。堤防途中の展望台から見る景色は最高ですが、寒くて20秒もいればもう充分です。
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ここはアイセル湖、とはいっても海をせき止めて作った湖なので見た目は海そのものです。流氷のような大きな氷の塊が、海に浮かんでいました。こんなの初めて見ました。
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この大堤防、長さは30km以上もありますが、更に北へ向って走ると、目を見張る様な光景が… 湖一面が凍ってその上に雪が積もったので、南極の様な壮大な景色が現れました。湖岸には凍ってせり出した氷が割れて高く積みあがっています。
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寒いの我慢して来た甲斐がありました。そしてしばらく走りスネークと言うガイドブックにも出ていない小さな街に来ました。ここは下の娘が学校の交流で来た事がある街で、今でも友達とメールの交換をしていて、家にも泊まってもらいました。今回はアポ無しで来たので、会いませんでした。綺麗な景色… 家から手前は凍った運河に雪が積もっています。
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これはスネーク名物の水門です。暖かいオランダもいいけど、凍りついたオランダの街も綺麗です。でもどこの地面も凍っていてスベルスベル… 余談ですが、この冬滑って転んだオランダの人達17000人が病院に担ぎ込まれたそうですよ。
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次は、フリースランド州の州都、レーワールデンに移動します。
by samu222_arphard | 2010-02-05 05:25 | オランダの街

世界遺産を独り占め 2010.01.04

娘を学校まで送っていった後、氷に閉ざされた風車群の写真を撮りたくて、一人でキンデルダイクまで行ってきました。オランダが誇る世界遺産は想像通りの氷の世界。
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気に入った写真が撮れましたが、あまりの寒さのためか誰もいません。気温はマイナス5℃位なので大したことありませんが、吹きさらしのためか体感気温はマイナス30℃!?
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世界遺産を独り占め出来たのは感激でしたが、体全体が冷え切ってしまい即退散。
by samu222_arphard | 2010-01-05 05:36 | オランダの街

台無し 2009.12.02

ここの所、アムステルダムの観光地にある建物は改装中が目立ちます。楽しみにして来ても、こんな状態では観光で来た人達はガッカリだろうなー。

ダム広場の王宮はかれこれ数ヶ月間、この状態です。ここにクリスマスツリー立てても…
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同じくダム広場のバイエンコルフ・デパートの向かいのビルも…
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楽しみにして来た隠れ家教会も、祭壇やパイプオルガンは取り外されていてスッカラカン。お金払ってこれじゃガッカリです。来年の夏までは改装中だそうです。
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何年も改装中の国立博物館も、写真が撮れる状態じゃなくなりました。
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2010年春にオープンのアムステルダム市立近代美術館。我々がオランダに来て以来、ズーット改装中で見学が出来ない状態が続いています。
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その他にも見所は沢山あるので全てがガッカリではありませんが、ヨーロッパでは楽しみにして行った史跡が改装中だと言う事は、有る程度覚悟しておいた方が良さそうです。
by samu222_arphard | 2009-12-03 05:22 | オランダの街

A'damの散歩 2009.11.21

久しぶりに家族4人で、アムステルダムに散歩に出かけました。この10日間のオランダは、100年間で2番目の暖かさだそうです。気温は17℃あり日本の方が寒かったかな。

多くの人達が外のカフェで寛いでいるので、我々も挑戦。綺麗な景色を楽しみながらビールを飲みましたが、やっぱり寒くて直ぐに退散。彼らとは体感温度が違うからなー。
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つづいてエルミタージュ美術館に行きましたが、凄い行列なので入場を断念。ダム広場方面にブラブラ歩いて行く途中、A'damらしい大好きな景色を写真に収めました。
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この時期でも観光客がたくさんいて、運河クルーズは盛況でした。
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シンタクラースのお供の陽気なズワルト・ピート、今の時期、街に繰り出せばたくさんのピートに会う事が出来ます。ペパー・ノーチェと言う小さなクッキーを配ってくれます。
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折角ダムまで来たので、歴史博物館に入りました。A'damの歴史の変遷を地図や絵画、写真や展示物などで判りやすく勉強できます。この写真は自転車姿の変遷です。
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日本ではどこでもトイレを無料で使える事に感激しましたが、ヨーロッパではそんなものはありません。お気に入りのマグナプラザで、30セント払って用を足しました。
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日本から帰った次の日のA'damの街は、特に新鮮に感じました。
by samu222_arphard | 2009-11-25 01:18 | オランダの街

どんよりとした鬱陶しい日は… 2009.11.07

オランダは毎日どんよりとした日が続いています。今年の秋は比較的天気に恵まれていたのですが、流石に11月にもなると例年通り、暗く寒い憂鬱な天気になりました。

今日の土曜日の買出しはユトレヒトに来ました。家を出る時は悪くない天気でしたが、ユトレヒトに着くと雨が降り始めてずぶ濡れの中の買い物となってしまいました。
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雨宿りも兼ねてランチは運河沿いのカフェで食べました。大好きな自転車と運河の景色。
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マーケットのチーズ屋さん、クリスマス用のチーズも出始めましたよ。
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今夜の夕食は鍋料理なので、タラやイカ、たくさんのキノコやを仕入れました。
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今日は傘を持たずに来たので、ずぶ濡れになりオランダの人の気分を味わいました。
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乾いた落ち葉も綺麗ですが、雨にぬれた落ち葉も風情がありますね。
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夕方5時には暗くなりました。やることが無いのでマーケットで買ったクローブ(丁子)入りのチーズとワインで早々と飲み始めました。スパイシーで美味しいチーズです。
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長い夜は暖炉の季節、部屋を暖かくして写真を整理したりブログを書いたりして過ごします。食後のデザートは暖炉で焼いた焼き芋です。熱々のスイートポテトの出来上がり。
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この時期、この天気のため精神的に滅入ってしまう人も多いと聞きます。些細な事でも楽しみを見つけながら生活するのが、暗くて寒いこの時期を乗り越えるコツです。
by samu222_arphard | 2009-11-08 22:49 | オランダの街

マーストリヒト 2009.10.24

白い街トールンから南に40km南下して、オランダ最南端に位置するリンブルグ州の州都マーストリヒトに来ました。家からは210kmの距離です。マーストリヒトは紀元前50年のローマ人の入植に遡る歴史をもつ、オランダ最古の町です。ここはドイツ、ベルギーの国境とも近くて、街にはオランダ、ドイツ、ベルギーナンバーの車が入り混じっています。
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右側の教会がオランダで最も古い教会の一つ聖セルファース教会で、地下室の一部は6世紀から造られ始めたそうです。左側の赤い教会が高さ70mの聖ヤンス教会。かつては牛の血でこの赤色を染めたそうですが、赤い教会は初めて見ました。
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オランダ随一の美食家が集まることから、グルメの町とも呼ばれています。雰囲気は陽気で明るく、カーニバルやクリスマスもオランダ北西部より華やかにお祝いします。
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街の名の由来は「マース川を渡ったところ」にあることから、マーストリヒトと呼ばれるようになりました。この橋は13世紀に作られたオランダ最古の橋の一つ聖セルファース橋。
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橋の感じはベルギーの様です。橋を渡るとチョコレート屋さんがあるはずなのですが…
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ありました!小さなチョコレート屋さん。ここのチョコレートを食べた故レーガンアメリカ大統領が、美味しかったと手紙を送ったと言う逸話が有る店で、店頭には大統領の写真が飾ってありました。何種類かのチョコレートを選んで買いましたが、美味しかったですよ。
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マルクト広場の中央に1664年に建てられた市庁舎があり、塔には43のベルを持つカリヨンがあり、決められた時間になると妙な?音を奏でるそうです。
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またマーストリヒトの名を世界的に知らしめたのが、1992年2月7日に調印された欧州連合条約(通称マーストリヒト条約)。翌年11月の欧州連合(EU)の発足に先立つもので、通貨EUROの導入も盛り込まれており、歴史的に重要な条約がここで結ばれました。
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老舗の洒落たワイン屋さんを発見、この辺りはオランダのワインの産地でもあり、初めてオランダ産のワインを購入してみました。オランダワインは希少で白が主流のようです。
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古くから政治、交通、商業の要所として栄え、またドイツとベルギーへ直ぐ近くという土地柄から、他国の影響を色濃く受けてきて、オランダの他都市とは違った雰囲気を味わう事ができる街でした。
by samu222_arphard | 2009-10-31 15:20 | オランダの街

トールン 2009.10.24

今日はオランダの南部にある白い街で有名なトールンとマーストリヒトの街に出かけてきました。先ずはトールン、この街はベルギーの国境に近く、オランダには珍しく街全体の建物の色が白い色に塗られている街です。家からは南に170km、約2時間のドライブです。
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街に車で入ると真っ白に塗られた建物が現れました。赤い花と相まってアンダルシア地方のようですが、残念ながら空がドンヨリしてここはオランダに間違いありません(笑)。
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白く塗られる意味は、かつてこの街に住んでいた修道女に敬意を表して、伝統的に真っ白に色を塗り続けていると言う事らしいです。白い街は明るく清潔感があります。
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町の中心には修道院長の住居でもあった教会の美しい塔が聳えています。
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教会のお墓からも白い建物を撮ってみました。街には小さなホテルが数件とレストラン、小さなお土産物屋さんがある位なので、1時間もあれば充分に歩いて周れます。
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朝が早かったせいか街は閑散としていましたが、清潔感のある綺麗な街でした。今回の白い街を見たことで、オランダにある緑色の街、赤色の街と合わせて3つの色の特徴のある街を見ることが出来ました。次はマーストリヒトに移動します。
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by samu222_arphard | 2009-10-27 13:50 | オランダの街