ウィーン旅行 ⑤ 音楽の街 2008.12.29

ウィーンは中世からヨーロッパの音楽の中心地で、18世紀以降はハプスブルク家などの擁護を得て、多くの音楽家がウィーンで活躍しました。今回の旅行に当たり、ヨーロッパで活躍した作曲家のCD、40枚セット(お買得品)を買って下の娘とかなり勉強しました。最近、家での夕食時はクラッシックを聞きながら、日本食(ミスマッチ)を食べています(笑)。

音楽に関する観光の初めは、シュテファン寺院近くのモーツァルトハウスに行きました。ここは彼が1784年から87年まで住んだ家で、彼の生涯に関する展示がされています。彼の才能は若くして開花しましたが、晩年お金の浪費などにより生活は苦しかったようです。
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病気のため35歳と言う若さで世を去りましたが、700曲以上の多くの作品を残しました。私はウィーン旅行の記念に、モーツァルトのCDをここで買いましたが、宣伝文句に惑わされてあまりパッとしないものを買っちゃいました。残念!ちなみにウィーンでモーツァルトの顔は、チェーン店のお土産屋さんの看板として使われています。絶大なる宣伝効果か?
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次は楽友協会ホールに行きました。名前ではピンと来ませんが、かの有名なウィーンフィル管弦楽団の本拠地です。予めインターネットで13時からガイドツアーの申し込みをしていました。英語でのツアーでしたが、いろいろな国の人達が参加していたようです。
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ラッキーな事に、世界中のクラッシックファンが注目する、新年のコンサートを明後日に控え楽団が練習していました。超一流の楽団のピリピリした雰囲気や、納得が行かないのか居残りで練習する人、豪華な装飾の花などを準備する人、カメラ合わせをするテレビ局など、裏方の仕事も見ることが出来ました。このガイドツアーは大当たりでした!
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この部屋は黄金のホールと呼ばれ豪華絢爛な装飾や天井画、歴史的な作曲家などの彫像などで飾られ、音響効果を良くするために木で出来ているとか、この隣にはブラームス・ホールと呼ばれる小ホールがあり、NHKの名曲アルバムでも何度か見ました。まだクラッシック音楽はシロウトですが、これを見た事でこれからますますハマリそうです。
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もちろん家に帰って、このニューイヤーコンサートを食い入るように見ましたが、毎年このコンサートを見る度に思い出す事でしょう。さて次はウィーンに縁の音楽家の彫像を巡りましたので紹介します。これはブルグ公園にある人気者のモーツァルト像です。トラムからもチラッと見る事が出来ますが、いつも記念撮影する人で賑わっていました。
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次は市立公園にあるヨハンシュトラウス2世、息子の方です。『ワルツ王』とも呼ばれ、ディズニーでも聞く様な曲です。ウィーンフィルのニューイヤーコンサートも主にシュトラウスでしたね。40枚セットCD(お買得品)の最近のお気に入りは娘と2人、『美しき蒼きドナウ』などのシュトラウスです。ワルツを踊れなくても聴けば自然に体が揺れてきますよ(笑)。
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ようやく探し当てたベートーベンの像です。以前、彼が生まれたボンにあるベートーベンハウスにも行きましたが、ウィーンにもベートーベン縁の家が何箇所かあります。それもそのはず、彼は家を70箇所以上も引っ越したとか… 有名な音楽家でも騒音で近所とのトラブルが絶えなかったそうです。1792年からウィーンに活動の場所を移したそうです。
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その他にも、ハイドン、シューベルト、マーラーなど有名な作曲家がウィーンで学んだり活躍していましたが、その地を訪れた事で少しは親近感が湧いてきます。ウィーンの街を歩いていると、カフェの名前や通りの名前、お店の看板などに音楽にちなんだ物を沢山見かけました。もし今度来る機会があったらコンサートなども聴いてみようと思っています。
by samu222_arphard | 2009-01-13 03:54 | ヨーロッパの旅行
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