旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編

『白鳥の湖』を見る前に時間があったので、ヴェルタヴァ川沿いに出てみると、見事なプラハ城とカレル橋の夜景が浮かび上がっています。これは見る価値ありでした。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_017283.jpg

更にクローズアップすると… 街全体が必要以上に明るくない分、特に際立っています。遠い中世に思いを馳せながら見ると、更に輝いて見えます。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_0173996.jpg

『白鳥の湖 事件』 の後、慌ててタクシーで到着すると、入り口にはドレスアップした紳士淑女達が集まっていました。旅行とは言え、Gパンにジャンバーで来なくて良かったです。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_0175374.jpg

『白鳥の湖』は『眠れる森の美女』、『くるみ割り人形』と共に3大バレエと言われるそうです。国立オペラ劇場は金色の装飾が綺麗な豪華な造りです。ボックス席は特権階級の指定席なんですかね?只者じゃない人が多そうです。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_0181222.jpg

バレエの公演は休憩を挟んで2時間以上ありました。チャイコフスキーの音楽に合わせて、跳んだり跳ねたりの足音や、オーケストラの動きも良く見えてとても臨場感がありました。華麗な演技の後などは盛大な拍手が沸き起こり、みんな内容を良く知っている感じ。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_0183031.jpg

バレエには歌やセリフがないので、国籍に関係なく楽しめますが、テクニックや物語の内容などを事前に勉強しておくかがポイントのようです。しかしバレエそのものだけで無く、ヨーロッパの上流階級の人達の服装や振舞いを見ることが出来た事も良い経験でした。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_0184956.jpg

バレエが終わりホテル近くに移動したのが、22時頃で遅い夕食にしました。典型的なチェコ料理が食べられる店で、チェコの民族音楽の生演奏付きでしたが、誰も聞いていない!
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_019377.jpg

気の毒になり我々家族だけ一生懸命聞いていると、その内我々だけに特別に日本の曲なども演奏してくれました。これは今回たくさん飲んだピルスナーのチェコ・ビール、多くのレストランで見かけましたが、美味しい上に安いのが魅力。
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_1635170.jpg

夜遅かったので、あっさりした物を食べたかったのですが、やはりプラハ最後の夜は肉料理です。これはポーク・ローストですが、これらに掛けるソースが決めてで、トマトソース、西洋わさびソース、キノコソースなどから選べます。柔らかくて美味しかった!
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_0191630.jpg

時間はもう23時過ぎ、閉店の時間になりました。明日は朝早くドレスデンに出発なので、結果プラハでお土産を買う時間がありませんでした。先に買っておけば良かった…
旧東欧旅行 プラハ 2009.12.26 後編_e0107616_019277.jpg

旧東欧諸国で始めて訪れたプラハは中世の面影を残すものの、大勢の観光客で賑わっており20数年前の共産制の面影はあまり感じられませんでした。しかし落ち着いた街並みや景色は今まで訪れた街の中で僕の一番のお気に入りになりました。
by samu222_arphard | 2010-01-17 22:41 | ヨーロッパの旅行
<< 旧東欧旅行 ドレスデン 200... ドイツの人達とソーセージを食べ... >>